3つの資格を取得するのはハードスケジュール?!
よく、保健師や助産師免許の他に看護師免許もあるの?!と驚かれることがあります。
私は大学の4年間で、ぎゅっと濃縮して3つの資格を取得しました。
授業、実習、卒業研究もあり、かなりハードなスケジュールでした。
毎日フルコマで履修。さらに、大学生は長期休暇が2ヶ月あるのですが、助産学を専攻した学生は長期休み中にも授業、校内演習、助産実習をしていました。
そんなキツキツのスケジュールで、なぜ頑張れたか?
頑張れた原動力
それは助産師になりたいという熱意はもちろんですが、もう一つの思いもあります。
助産師国家資格を受験するためには10例の分娩介助をさせて頂く必要がありました。この実習は、産婦さんや施設、先輩助産師の協力のもと成立する実習です。
そのため助産学を履修するためにも人数制限ありました。当時助産学を選考するためには校内での選抜試験がありました。助産学を履修したかった仲間への思い、実習に協力してくださる産婦さんへの感謝、そういった思いが頑張れた要因だと思っています。
(いまでも産婦さんたちへの感謝の気持は忘れていません。)
国家試験対策
卒業と同時に3つの資格を取得したということは、国家試験も3つ同じ年に受験したことになります。
助産師国家試験に合格しても、看護師国家試験が不合格だと助産師としても働けません。もちろん看護師としても働けません。せっかく内定をいただいていても看護助手としての採用になってしまいます。
翌年受験し直しは絶対に避けたい!!
そのため、看護師の試験を最優先に学習しました。
また、助産師実習という、かなーり濃厚な実習があります。
そちらを経験したことで、国家試験対策は自然とできるくらいの知識が得られたことも看護師試験を最優先にできた一因です。
(助産師実習についても、後で記事にしたいと思います。)
私の場合は、助産師として内定をいただいていましたので保健師の対策は軽めに済ませ、看護師と助産師は合格するぞという気持ちで試験対策をしました。
資格の根拠となる保健師助産師看護師法について
保健師助産師看護師の受験資格について保健師助産師看護師法(以下、保助看法と記載)という法律の中で定められています。
厚生労働省HP、保助看法についてhttps://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0428-7f.html
なお、各職種を記述する順番については、保助看法という法律名に合わせて保健師→助産師→看護師の順に記載します。
保健師国家試験には看護師国家試験に合格したもの、又は文部科学大臣の指定した学校において6月以上保健師になるのに必要な学科を修めた者
助産師国家試験は、看護師国家試験に合格した者、又は文部科学大臣の指定した学校において6月以上助産に関する学科を修めた者
文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者とあります。
かなりタイトなスケジュールで学習しましたが、6ヶ月+6ヶ月+3年=4年
ということで、法的にも問題ないわけです。
現在3つ同時に取得できる大学は?
医療の発展とともに学習量も増えていると言われる中、現在も3つの資格を4年間で取得できる大学はあるのか?気になったので調べてみました。
メガスタというYoutube動画にて保健師・助産師・看護師の3つを「4年間で同時に」取れる大学が紹介されていました。

国立では富山大学・鳥取大学・山口大学・千葉大学の4校が挙げられており、各大学のHPを確認してみました。
以下2026年1月時点に確認した内容になります。
- 富山大学(医学部看護学科)人数制限あり 詳細な人数の記載は見当たらず

- 鳥取大学(医学部看護学科)人数制限あり 10名程度

- 山口大学(医学部看護学科)R8年からは助産学は募集停止、大学院へ移行検討中
- 千葉大学(看護学部相当として紹介)助産学については人数制限あり。国家試験の合格者情報から5名程度と推測。
多くの看護系大学では、看護師+保健師、または看護師+助産師など「2資格同時(W取得)」が主流のようで、3資格を一度に取得できる大学はかなり少ないようです。
また、大学によっては「看護師+保健師」か「看護師+助産師」のどちらかしか選べず、両方同時選択は不可としているケースも。
(例:4年次に保健師コースと助産師コースを同時選択不可としている大学など)
時代とともに定員の減少や大学院での履修の移行など変化しているようですね。
ブログを書きながら私自身も知識をアップデートさせていただきました。
まとめ
私が保健師助産師看護師3つの資格を取得するまでと、近年の状況について書きました。
私自身3つの資格を取得したことで保健師の目線、助産師の目線、看護師の目線で物事を捉えられるようになったことはとても良かったと感じています。
追々このあたりも記事にしていきたいと思います。
今回の記事が、これから保健師助産師看護師を目指す方の参考になると嬉しいです。
また、もうすぐ今年の試験の時期ですね。受験される学生さん、応援しています。

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