インデックス投資を始めて、ふと気になったことがありました。 「老後、積み上げた資産をどうやって使うんだろう?」 取り崩しの心理的な辛さを考えたとき、元本を崩さずに配当金という形で現金を受け取れる高配当株投資に興味を持ちました。
ただ、正直まだ勉強中です。 おすすめ銘柄をお伝えできる段階ではありません。 今回は、高配当株とは何か・購入時に見るべき指標・勉強におすすめの書籍をお伝えします。
1. 高配当株投資とは?
高配当株投資とは、配当金を多く出している企業の株を購入し、定期的に配当金を受け取る投資方法です。
インデックス投資との大きな違い
インデックス投資は、資産を使うときに投資信託を売却して現金化します。 一方、高配当株投資は保有しているだけで定期的に配当金が入ってきます。 元本を崩さずに現金が受け取れるのが大きな魅力です。
| インデックス投資 | 高配当株投資 | |
| 現金の受け取り方 | 売却して現金化 | 配当金として自動で入る |
| 元本への影響 | 売却するたびに減る | 配当金受け取りでは減らない |
| 勉強の必要性 | 比較的少ない | 銘柄選びの勉強が必要 |
| 手間 | ほぼほったらかしOK | 銘柄を自分で選ぶ必要がある |
| 向いている人 | 初心者・長期積立 | ある程度勉強できる方 |
2. なぜ私が高配当株に興味を持ったか
前回の記事でお伝えした「インデックス投資の取り崩し問題」がきっかけです。 積み上げてきた資産が減っていくストレスを考えたとき、配当金という形で現金が入ってくる仕組みに魅力を感じました。
インデックス投資と高配当株投資を組み合わせることで、取り崩しへの心理的な負担を減らせるかもしれないと考えています。
ただし、高配当株は銘柄選びに勉強が必要です。 インデックス投資のように「買ってほったらかし」とはいきません。 「興味はあるけどまだ勉強中」というのが正直なところです😊
3. 購入時に見るべき指標
高配当株を選ぶ際に、最低限知っておきたい指標を紹介します。
① 配当利回り
配当利回り(%)= 配当金 ÷ 株価 × 100
投資額に対して、どれくらいの配当金が受け取れるかを示す指標です。 一般的に4%以上になると高配当と言われています。
ただし、配当利回りが高いだけで飛びつくのは危険です。 株価が大きく下落したために利回りが高く見えている場合もあります。
② 配当性向
配当性向(%)= 配当金 ÷ 純利益 × 100
企業が稼いだ利益のうち、どれくらいを配当に回しているかを示す指標です。 配当性向が高すぎる(80〜100%以上)場合は、業績が悪化したときに減配されるリスクが高くなります。 一般的に30〜50%程度が健全とされています。
③ PER(株価収益率)
PER(倍)= 株価 ÷ 1株あたり純利益
株価が1株あたり純利益の何倍まで買われているかを表し、一般にはPERが低いほど株価は割安、PERが高いほど株価は割高と考えられます。 目安として15倍以下が割安とされています。
④ PBR(株価純資産倍率)
PBR(倍)= 株価 ÷ 1株あたり純資産
株価が企業の純資産の何倍かを示す指標です。 PBRが1倍を下回ると、理論上は割安な状態とされています。
指標まとめ
| 指標 | 意味 | 目安 |
| 配当利回り | 投資額に対する配当の割合 | 4%以上が高配当 |
| 配当性向 | 利益のうち配当に回す割合 | 30〜50%程度が健全 |
| PER | 株価の割安・割高 | 15倍以下が割安 |
| PBR | 株価と純資産の比較 | 1倍以下が割安 |
これらの指標を組み合わせて総合的に判断することが大切です。 1つの指標だけで判断するのは危険です。
4. 高配当株の落とし穴:減配リスク
高配当株で一番怖いのが「減配」です。 企業の業績が悪化すると、配当金が減ったり(減配)、なくなったり(無配)することがあります。
配当利回りの高さだけに注目せず、過去5年ほどの配当金額をチェックして安定配当がなされているかを見ておきましょう。
配当が安定して続いている企業かどうかを確認することが、高配当株選びの基本です。
5. 勉強におすすめの書籍
高配当株投資を学ぶなら、まずこの2冊から始めるのがおすすめです。
① オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 (長期株式投資 著・KADOKAWA)
株式資産ゼロから始めて、年間配当200万円超を受け取る技術を全公開した、日本株の配当投資専門の現役サラリーマン投資家による一冊です。 初心者でも読みやすく、高配当株投資の入門書として人気があります。 銘柄選びの考え方や指標の使い方も丁寧に解説されています。
② FACTFULNESS(ファクトフルネス) (ハンス・ロスリング著・日経BP)
高配当株に限らず、投資全般の根拠として読んでほしい一冊です。 世界経済が長期的に成長し続けているというデータを学ぶことで、投資への不安が和らぎます。 以前の記事でも紹介しましたが、高配当株投資の土台にもなる考え方が詰まっています。
まとめ
高配当株投資は、インデックス投資の「取り崩し問題」を解決する選択肢のひとつです。 ただし、銘柄選びには勉強が必要です。
まとめのポイント
- 高配当株は保有するだけで配当金が入ってくる
- インデックス投資と組み合わせて使う方法もある
- 購入時は配当利回り・配当性向・PER・PBRを確認する
- 配当利回りの高さだけで選ぶのは危険
- まずは書籍で基礎を学んでから銘柄を選ぼう
- 私自身もまだ勉強中です😊
次回は、看護師の収入でNISAシミュレーションをしていきます。 「実際にいくら積み立てると老後にいくらになるの?」という疑問にお答えします。
